パリティ対称性は、電磁相互作用および強い相互作用による反応については正しい。1956年までパリティ保存は、
エネルギー保存の法則や
運動量保存の法則とともに、幾何学的な基本法則の一つであると信じられていた。しかし1956年に、理論物理学者の
李政道と
楊振寧が、すでに存在していた実験データを丹念に再検討し、パリティ保存は強い相互作用および電磁相互作用については確認されていたが、弱い相互作用については確認されていないことを示した。彼らはいくつかの直接的に検証する実験を提案した。
コバルト60原子核の
ベータ崩壊を使った最初の実験は、1956年に
呉健雄らのグループによって実施され、弱い相互作用がパリティ対称性を破ることを明確に証明した。