精神障害者 wikipedia|無料辞書
精神障害者(せいしんしょうがいしゃ)とは、
精神疾患(精神障害)を有する
個人のことである。
◆ 精神障害者の手帳について
精神障害者として認定されると、その証明として手帳を交付される。この手帳は正式には「
精神障害者保健福祉手帳」というものであるが、表紙には「
障害者手帳」とだけ表示されており、表紙を見ただけでは何の障害の手帳なのか分からないようになっている。
[身体障害者の場合、手帳の表紙に「身体障害者手帳」、知的障害者の場合「療育手帳」と表示されており、表紙を見れば障害の種類がわかる。精神障害の場合、「障害者手帳」とだけ表示されており、表紙だけでは何の障害者なのかが分からないようになっている。表示しない理由は精神障害者のプライバシー保護のためといわれている。]
日常生活上、この手帳を持っている事の利点は少ないので、手帳交付の申請(精神障害者としての認定を受けること)をしない人も多い。
例えば
東京都の場合、以下の保護を受けられる(等級により異なる):
・ 都の
公共機関(都立公園の入園料及び駐車場の料金等)が免除。
◆ 日本における法律上の定義に関する議論
◆社会における精神障害者への偏見
昔から精神障害者は「
きちがい」として偏見の対象になっていた。その後、身体障害・知的障害と同様の障害者として扱うべきとされ、鉄格子の入った病院に強制入院などはかなり減ったとされている。(もっとも、知的障害者を見かけから偏見を持つ例も珍しくない現状であるが)しかし、今でも根強い偏見は存在し、就職などでの不利益な扱いを嫌って障害を持つことを隠す例も珍しくない。収入の面から、結婚などでも不利益を被る例が殆どである。
最近では、障害者手帳所持者に身体・知的と同じサービスを出す例が増えている(映画の割引・公共施設の割引・医療の助成など)が、バスや鉄道で割引を行う例は少ない。収入や施設・病院に通うことが難しい障害者にとって、負担を減少させる割引が身体・知的に比べ少ないことから実質的な差別とみなす例もある。
◆ 脚注
◆ 関連項目
◆ 外部リンク