求人倍率 wikipedia|無料辞書
求人倍率(きゅうじんばいりつ)とは、
経済指標のひとつ。
求職者 (仕事を探している人) 1人あたり何件の
求人があるかを示すもので、たとえば求人倍率が 1.0 より高いということは、仕事を探している人の数よりも求人のほうが多いということである。一般に求人倍率が高い社会は、企業がより多くの労働者を求めており、つまりそれだけ経済に活気があると考えられる。
◆種類
求人倍率は、求人数を求職者数で割ることによってもとめられる。以下の種類がある。
なお、職業安定業務統計は
公共職業安定所を通じた求人・求職情報を利用する。そのため、いわゆる
求人情報誌等の求人情報は含まれない。
◆ 新規求人倍率
新規求人倍率(しんききゅうじんばいりつ)とは、公共職業安定所で扱った新規求人数注1を新規求職者数注2で割ったもの。
:;注1:新規求人数
:;注2:新規求職者数
::当該月に新たに受け付けた求職者数の合計
◆ 有効求人倍率
有効求人倍率(ゆうこうきゅうじんばいりつ)とは、公共職業安定所で扱った月間有効求人数注3を月間有効求職者数注4で割ったもの。
:;注3:月間有効求人数
::先月から繰り越した求人数に、当月新たに発生した求人数を合計したもの
:;注4:月間有効求職者数
::先月から繰り越した求職者数に、当月新たに発生した求職者数を合計したもの
◇ 新規求人倍率と有効求人倍率の関係
新聞報道や経済分析等で労働環境を見る場合には、有効求人倍率が広く使われている。ただし、
日本の
労働制度は、
労働者の地位と
権利を擁護するために
解雇にきびしい制約が課されている事から、
企業は将来の増産等の見通しがないと求人を出さない。このため、
新規求人の動向は企業の足元の
景気感を示しており、労働情勢をみるには、その経済指標としての特性を考慮しつつ、新規求人倍率も併せてみる必要がある。
◇ 地域による求人倍率の違い
各
地域ごとに
産業構造、
人口等の違いがあるため、地域によって求人倍率には差がある。一般的に
都市部では高く、
地方では低い傾向がある。
公共職業安定所及び
学校で取り扱った求職、求人情報を利用して作成する。
◆ 求人倍率の推移
◇ 新規求人倍率及び有効求人倍率
全国計の新規求人倍率及び有効求人倍率の推移は以下のとおり。なお、上述したとおり
新卒は含まれていない。